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『TCH』について
TCHとは、”Tooth Contacting Habit”(歯列接触癖)
の略で上下の歯を”持続的に” 接触させる癖のことです。
何もしていないとき人間の上下の歯は接触していません。
(くちびるを上下閉じていても上下の歯は触れていない)
🦷TCHの問題点🦷
上下の歯は会話や食事をする際の接触する時間を含め
ても一日20分程度が正常だと言われています。
上下の歯の接触と聞くと一般的には「かみしめ」や
「食いしばり」を思い浮かべる方が多いと思いますが
実際にはグッと強い力でなく上下の歯が接触する程度
の力でも口を閉じる筋肉は働いてしまいます。
微弱な力でも接触時間が長時間になれば筋肉は疲労し
てくるため、顎関節は押えつけられることになり、感覚
が敏感になって痛みを感じやすくなってしまいます💦
TCHがあると顎関節への負担が増えるだけでなく、
歯や歯周組織の病気(知覚過敏、破折)の悪化に繋がる
可能性が考えられています。
TCHがあるからといって、かならずこのような不快症状
が出るわけではありませんが、加齢とともに自覚症状が
出てくるので、若いうちからTCHがあるかどうか気づく
ことが重要です。
🌼TCHのチェック方法🌼
① 姿勢を正しくして正面を向き、目をとじる
② 唇を軽く閉じる
③ 上下の歯が接触しないように軽く離す
これに違和感を感じるようであれば、お気軽にご相談
くださいね。